フィラリア予防はなぜ必要?
春がやってきました!と同時にフィラリア予防もそろそろスタートです。
皆様お忘れではないですか?今回の新聞では知っているようで・・実は、ちゃんと理解されていないフィラリアの予防についてお話したいと思います。
フィラリア症ってどんな病気??
正確には、犬糸状虫症とよばれます。犬糸状虫の幼虫(ミクロフィラリア)は蚊を介して犬に感染し、心臓と肺動脈に入り込んで成虫となり、7年近く生存 します。成虫は、血液中にミクロフィラリアを放出します。フィラリアに感染し、成虫が心臓に寄生している状態までになると、血液の循環が悪くなり、咳や呼吸困難、腹水、貧血などの症状が出て時には死に至る大変恐ろしい病気です。
フィラリア症の予防法
フィラリアの駆虫薬は、フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)を死滅する効果があります。もし感染していた場合に検査をしないでお薬を飲むとショックを起こす可能性があります。その為、投与前に必ず血液検査でフィラリアが寄生して いないことを確認する必要があります。
毎年きちんと飲めていたから平気!室内飼いだから平気!と思っている方は注意です。 犬が薬を吐き出している事に気付いていなかったり、室内に蚊が侵入して感染する可能性もあります。また投薬予定日がずれてしまったり、早めに投薬を終了してしまった場合も感染する可能性があります。
病院からのアドバイス
一度感染してしまうととても恐ろしいフィラリア症! きちんと投薬を行い、予防してあげましょう☆
フィラリアの予防期間
千葉県では蚊が発生するのは4月〜11月といわれています。そのため駆虫薬を飲む
期間は5月〜12月までの8ヶ月間行いましょう。(蚊が発生してから1ヶ月後〜蚊
がいなくなってから1ヶ月後)月1回決まった日にちに投薬しましょう!
地域によっては蚊の発生時期が異なりますが、関東では5月〜12月の8ヶ月間予防
する事で完全にフィラリア症からワンちゃんを守ることができます。
こんなコたちにもオススメです☆
3/21より予防キャンペーン実施中!
予防薬をまとめて購入するとお得です!
詳細は受付・スタッフまでご確認ください。
クレッセ動物病院