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フィラリア症(犬糸状虫症)

フィラリア症(犬糸状虫症)とは、犬糸状虫(線虫類)が中間宿主である を媒介して犬の心臓(右心房、右心室)や肺動脈へ寄生することで、 血液の流れを阻害し、右心不全を始めとして、肝臓、腎臓、肺などに障害を 与える重篤な疾患です。症状としては、咳、体重減少、元気消失、食欲不振、 呼吸困難、腹水、胸水、四肢の浮腫、血尿などを引き起こします。進行速度 は通常数年、寄生虫の数や犬の大きさにより左右されます。前触れなく起こる 急性型の大静脈症候群を引き起こすと、一刻も早く心臓から虫体を取り除かな ければ、数日以内に死に至ります。

予防について

フィラリアの駆虫薬は、フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)を死滅する 効果があります。もし感染していた場合に、検査をしないでお薬を飲むと ショック症状を起こす可能性がある為、投与前に必ず血液検査でフィラリア が寄生していないことを確認する必要があります。 室内飼いだから平気、という考えの方はご注意を!蚊は室内にも侵入しま す。予防薬を決められた期間毎年飲んでいるから大丈夫、というのも確実 とは言えません。知らない間にわんちゃんが薬を吐きだしてしまっていた り、うっかり飲み忘れをしていたり、落とし穴はたくさんあるのです! 投薬期間としては、蚊の発生する1ヶ月後〜蚊の発生終了1ヶ月後、とされて います。地域によって蚊の発生期間は異なりますが、千葉県では4月〜 11 月と いわれています。そのため駆虫薬を飲む期間は5月〜 12 月までの8ヶ月間となります。 この期間内、毎月同じ日に間違いなく駆虫薬を飲ませることができれば、フィラリア症 は100%予防されます!

注意点

特にご注意頂きたい点は、この薬は予防薬ではなく駆虫薬であるということです。よく 蚊は 11 月までしかいないから 12 月は予防しなくても平気だと思っている方がいらっしゃ いますが、そうではないのです! 12 月に飲むお薬は、 11 月に感染しているかもしれない 虫たちを殺すお薬なのです。つまり、 11 月に感染小虫を持った蚊に刺されていた場合、 12 月に駆虫薬を飲まず、そのまま虫が成虫になったとしたら・・・7ヶ月間の努力が 全て水の泡になってしまいます。そんなことにならないためにも、お薬は最後まで しっかり飲みましょう!

今回、改めてフィラリア予防の大切さについてお話しさせて頂きましたが、何か不安な ことや分からないことがございましたら、お気軽にスタッフにお聞き下さい。大事な 家族を恐ろしいフィラリア症から守りましょう!


クレッセ動物病院 看護師 佐藤

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