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犬の免疫介在性溶血性貧血

免疫介在性溶血性貧血は、自らの血液を異物であると認識して攻撃してしまい、貧血を起こします。イヌに多い病気で、死亡率が高く、怖い病気の1つです。

原因

免疫の異常により、本来は体に侵入した病原菌などを退治する免疫システムが自分の赤血球を破壊して貧血に陥る病気です 。原因がはっきりとわからない場合が多いのですが、感染症や薬剤などが引き金となることがあります。

発症

どんな犬種でも起こりますが、特にコッカースパニエル、シーズーの発症が多く、比較的中年齢のメスに多いと言われています。また、家族歴のある例も報告があり、遺伝性要因の関与が推測されています。

症状

貧血により、元気や食欲の低下、呼吸が荒い、濃いオレンジ色や茶色の尿をする、歯肉や舌の色が白っぽくみえる、黄疸(白眼や皮膚が黄色っぽくみえる)がみられたりします。ある日突然起こることもあれば、数日かけて徐々に進行することもあります。

診断

血液検査、免疫学的検査が主になる検査で、さらにレントゲン検査、超音波検査なども行います。

治療法

異常な免疫を抑える治療や合併症を抑える治療を行います。状態によっては入院での点滴や輸血、酸素吸入なども必要になります。報告により様々ですが治療をおこなっても、死亡率は約50%と高く、早期治療が必要になります。貧血から回復した場合でも再発することもあり、しばらくの間は薬を服用します。


クレッセ動物病院 獣医師 永嶋

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