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胃拡張捻転症候群

胃がガスや食べ物でふくらみ(拡張)、ねじれ(捻転)を起こし、衰弱・虚脱を示す死亡率の高い救急疾患です。

原因

動物の体型、食事や水の多量摂取(早食い・一気飲み)、食後の運動やストレス、などが関与して発症します。

発症

大型で胸が深い犬に多いです(レトリバー、シェパード、アイリッシュ・セター、スタンダード・プードル、コリーなどなど)。中型犬や小型犬での報告もあります。中齢から高齢に比較的多いのですが、年齢を問わず発症します。性別差はありません

症状

急にお腹が膨らみ、背中を丸めるような姿勢をしたり、落ち着きのない様子がみられます。嘔吐しようとするが嘔吐できず、多量のよだれが認められます。重篤な場合には、血圧低下、頻脈、粘膜蒼白、呼吸促迫、沈鬱、ショック状態をしめします。

診断

問診、腹部触診、レントゲン検査。

治療法

胃の中の多量のガスを、体表からの穿刺や経口胃チューブなどにより排泄させます。対症療法も行い、状態を安定させた後に、手術により、捻転した胃を正常の位置に整復し、再発防止のために胃を腹壁に固定します。消化管や脾臓の障害程度によっては、壊死組織の摘出切除なども必要になります。

予後

十分な治療を実施しても死亡率は15〜28%と高く、迅速で適切な対応が必要です。


クレッセ動物病院 獣医師 永嶋

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